GARAGE就活利用者の声

  

専門分野以外にも視野を広げた就活。早期から対策して時間をかけたから、気持ちに余裕をもって選ばれるだけでなく選ぶことができた。

推薦もあり、専門分野に絞って就活をする人も多い理系の修士課程で、
改めて自己分析から始めた大蔵さん。
GARAGEではWorking College を利用。
修士1年の夏のインターンからという、早めのスタートを切った就活を振り返っていただきました。

理系・院卒の就活

ーGARAGEをどうやって知って、利用することになったんですか?

大蔵

辻井さんが明大で開催した自己分析セミナーに参加して知りました。自己分析は自分でもやっていたんですが、やり方がよくわかっていなくて。

辻井

セミナーに来ても、実際に相談に来て入会する学生って少ないんだけど、どうして来てくれたの?

大蔵

無料だったからですね。
あとは、辻井さんの考え方が論理的で頭にスッと入ってきて、もっとお話を聞きたいと思ったからです。辻井さんは多くの学生を見られてきていて客観的な視点があったので、自分も自己流から正攻法で就活ができるようになったと思います。

辻井

その時のセミナーは、意外と多くの理系の大学院生が来てくれたんです。

大蔵

院生は、院に入るタイミングで専門領域を選ぶために1回自己分析をしていて、既に視野が狭くなった状態で企業を選ぶ人が多いと思います。 僕も院に行く理由を自分なりに考えていましたが、そのうえで、専門分野以外に就職してもいいとも思っていました。それで、就活のタイミングでもう一度自己分析をしたんです。

ーなぜそのタイミングでもう一度立ち止まって考えたんですか?

大蔵

幸せになるためにベストな選択をしたいからです。院の2年間でインプットしたことを踏まえて、改めてこれからどうなっていきたいかを考えてみようと思っていました。専門領域だけに的を絞って、あとあと後悔したくなかったので。

順調に進む中で抱えた悩み

ー就活は何から始めたんですか?

大蔵

僕はGARAGEを利用し始めた10月までに、既に2社でインターンをしていました。そこから早期選考もしてもらっていて、落ちてもいいと思っていたんですが、けっこういいところまで行けて、今度は逆にどこを選んでいいかわからなくなりました。

ーその中からベストを選ぶというのも、難しいですね。

辻井

大事なのは自分で決めることなので、決めるために情報を整理したね。将来的なベクトルをどこに置くのか、判断の相談をするというよりは、楽しく未来の話をする感じだったね。

大蔵

それで、5年から10年くらい先まで自分にとってのベストなキャリアを考えて、面接でもずっとその話をするようになりました。そうしたら面接を通して、自分のキャリアプランに共感をして頂けました。エネルギー業界に興味を持ったきっかけになった会社で、自分の理想のキャリアに進めると感じたので、最終的にそこに決めました。

相手の気持ちを理解して、本音で話す

ーGARAGEではどのサービスを利用されましたか?

辻井

Collegeに入会して、カウンセリングと講座を受けてくれていたけど、選考対策の講座に進む前に決まったよね。早かった。

ー印象に残っていることはありますか?

大蔵

面接官も人間なので、相手の気持ちを理解したうえで自分のことを喋るべきだ、と教わったことですね。相手が何を考えているか、何を求めているか、それを考えるのが企業理解になる。それを座学として初めて学びました。

辻井

就活も営業と同じで、プレゼン力も大事だけど、それに相手の理解が加わればさらにうまくいきやすい。クライアントの手の内、例えば予算はどうなっているかなど、相手に目を向けていくことが大事です。相手の目線になったから、彼は企業に交渉することもできた。素直さも、自分の軸もあって、落ち着いていて、会社説明会の内容や感想を聞いたときも、わかりやすく説明してくれたのが印象的でした。 大蔵くんはうちに来ていなくても内定をもらえたんじゃないかとも思うけど、うちに来てよかったと思うことはある?

大蔵

ここは学生と企業の距離が近いですね。それまで採用側の人と話したことがなかったんですが、飲みニケーションで企業側の気持ちがわかりました。

辻井

セミナーやスクールを利用することをずるいと感じてしまう学生もいるんですが、それについてはどう思う?

大蔵

考えが凝り固まってしまったら、いろんな人と喋ってみるといいと思います。第三者と話して気持ちをほどくのが大事です。最終的に入社する会社とその競合の会社のどちらからも話を聞けるのも、就活生の特権だと思います。

早いうちから、いろんな人と喋る

ーこれから就活を迎える方へ伝えたいことは何ですか?

大蔵

考えるより行動したほうがいいと思うので、まず一歩外に出た方がいいと思います。
あとは、周りには1か月で就活を終えた人もいるんですが、個人的には早めに準備して、時間をかけてやった方がいいと思っています。早い時期に内定が出るのは能力が高いからですが、ラブコールがあったから決めるというやり方になるとよくないと思います。 自分で決めようと思ったら、やっぱり1か月だと短いと思うんです。僕はなんだかんだ半年かけて就職先を決めました。

辻井

そういう相談って実際よくあるんです。早く内定をもらえた、いいところから内定をもらえた、でもやりたい仕事ではなくて、判断できなくて苦しんでいるケースですね。そういうときは、人に話していくうちに整理ができて、前に進んでいけるようになります。

ーとはいえ、妥協しないために考え続けるのは大変そうですね。

大蔵

3月から就活を始めていたら、僕もストレスを感じていたかもしれないです。でも解禁時には選考がある程度進んでいたので、若干の心のゆとりがありました。

辻井

就活を早く終わらせたい気持ちはわかるけど、将来の一歩なので、そこは踏ん張りどころですね。 僕は毎年就活生が入会して、就活後OBOG座談会に出てもらうまで見ていますが、3年生の時子供っぽかった学生も1年で大人になります。自分が本当に何をしたいのかしっかり考えて、自分の中に落とし込むからこそ、自信がにじみ出て大人になるのかなと思います。そういう姿を見ると、いつも素晴らしいなと思いますね。

ー内定先の職種は、専門分野をいかすお仕事ですか?

大蔵

内定先はいろんな専門性を持った人が働いていて、自分が持っている専門性と企業が求めているものが違っていても、それはそれでいい、という雰囲気です。なので、いかせるかというより、いかしていこうという感じです。

GARAGEにて

他の利用者の声

     
Top